トラベル医療セット‐持っていきたい薬

国内および海外旅行に出発する前に、確認しておきたいトラベル医療セット。処方しているお薬があれば、旅行中も持っていかなければなりません。健康な人でも、旅先では何が起こるか分かりません。海外旅行保険に入っていても、やっぱり事前に防げるのであれば、常備品で体調管理をしたいですよね。ここでは、個人的に旅行に持っていってよかったお薬をご紹介します。

持って行ってよかった薬 その1:解熱剤

初めての海外旅行の場合、自宅を出発してから最寄りの国際空港に到着するまでもが、初めての体験ではないでしょうか。チェックインをして荷物を預け、セキュリティチェック出国手続きが待っていますが、どこまでコンビニがあるのか、どこからタックスフリーになるのか・・。手荷物に持ち込める液体の量など、事前に調べて準備しなければならないことがたくさんあります。飛行機での長時間移動、そして現地に到着したら現地語での環境・・・。現地滞在先に到着するまで、ノンストップで神経が張り詰めています。そんな時に片頭痛微熱気持ちが悪くなったりする人もいます。到着当日は余力がないため、特に日本から常備品の解熱剤などをすぐ出せる所に常備しておきましょう。多くの場合、解熱剤として使われるロキソニンは海外では手に入りにくく、代わりに強度の高いパラセタモールが使われています。

持って行ってよかった薬 その2:胃腸薬

海外旅行中は、いつもは就寝している時間にご飯を食べることになったり、食べなれない欧米の食事を摂取することで、胃腸に負担がかかっているのを感じたことがあるのではないでしょうか?また、南半球への移動やトロピカル気候への旅行、反対に寒い地方へのバケーションの場合、日本との気温の変化が激しく、現地の食べ物を受け付けなくなってしまうことも。こんな時にあったら便利なのが、胃腸薬です。漢方もおすすめです。胃酸を促進する薬を飲むことで、消化不良を助けてくれます。衛生面が整っていない地域に旅行する際は、必ず持参しましょう。どこで何に当たるか誰も分かりません!

持って行ってよかった薬 その3:酔い止め薬

車酔いしやすい人は、必ず持っていきたい酔い止め。特にアジアや南米、アフリカなど、道路があまり整備されていない地域へ旅行する人や、現地で公共交通手段を利用することを考えている人、そして長時間の移動が旅行行程に組み込まれている人も万が一に備えて持参することをおすすめします。日本のようにインフラが整った清潔な国は稀です!バスの運転手さんも乗客のことを考えて運転する人は、残念ながら日本のように多くはありません。よって、思った以上に乗り物は揺れます。旅行中はスケジュール変更が難しい場合も多く、具合が悪くても長距離バス国内フライトを利用して他の都市へ移動することもあるでしょう。一回酔ってしまうと、回復するのに時間がかかります。異国の地で気分が悪くなるのは、精神的にもよくないですよね。たかが酔い止め、されど酔い止め薬です!

Author: Himari